ハッピーメールは若い人向きのデザインのため、40代・50代で利用を躊躇している方もいると思います。確かにハピメは20~30代をメインターゲットに集客しています。でも、実は40代以上のユーザーも大勢参加しています。
試しに2017年5月のとある木曜日、21時台・22時台に最終アクセスした女性の人数をプロフ検索で調べてみました。東京都のような大所帯のエリアでは、40代もいるのが当たり前と感じる方も多いと思うので、僕が住んでいたことのある「茨城県全域」を対象にします。
また、単に登録しているだけではなく、実際に活動しているユーザー数を知りたいので検索結果の並び順を「アクセス順」にして、最終アクセス時間別・年齢別の女性数(ダブりはありません)を表に整理してみました。
女性年代 | 21時台 | 22時台 | 合計 |
---|---|---|---|
20代 | 22人 | 26人 | 48人 |
30代 | 16人 | 31人 | 47人 |
40代 | 15人 | 21人 | 36人 |
50代 | 1人 | 1人 | 2人 |
ご覧のように、実は活動的な40代女性もかなり多いことが分かります。人数は20代・30代の約75%。ハッピーメールは40代男性が同年代の女性を探すのにも適した出会い系サイトと言えますね。
更にハピメには40代以上の方を対象にした「ミドルエイジ/シニア掲示板」があります。
一応40代以上の同世代同士のための掲示板という趣旨なんですが、実際には20代~30代の女性の書き込みが数多くあります。中には食事をおごって欲しいだけの人もいると思いますが、包容力・経済力のある中高年男性を真面目に探している若い女性も大勢いるんです。
ということで、ハッピーメールは40代女性もしっかり参加しているし、40代男性にとって同年代~年下まで、幅広く出会いのチャンスがあるサイトと言っていいと思います。
ただし50代女性は少ない
一方で、先ほどの調査結果から、50代女性になると極端に人数が減ることが分かります。ですから、50代男性が同年代の女性を探しても候補はかなり見つかりにくいと言えますね。
ただ、やはり40代女性は多いわけで、50代男性にとっても年下狙いなら充分にチャンスのある出会い系だと思います。
中年層向けの出会い系の実情
今、中年層をターゲットにした悪質な出会い系サイトが問題になっています。特に料金が異様に高いケースが多くて困りもの…。
僕の知り合いの50代男性がハマッてしまった某中年層向け出会い系の料金を聞くと、メール送信100円(ハッピーメールは50円)、プロフ閲覧20円(ハッピーメールは無料)、プロフ画像閲覧60円(ハッピーメールは20円)とかなりお高い設定。これではあっという間に数万円の世界です。
高くても出会えれば、まだいいんでしょうが、実際には大手のハッピーメールのようにセキュリティに投資ができないため、業者や冷やかしが多く紛れていて、出会いも期待薄。更に、確証はないものの、メールを見せてもらうとサクラを雇っている疑いもあります。
特に40代以上の女性はネットに警戒心の強い人が多いですから、ハッピーメールのように大規模な宣伝をしている有名な大手出会い系に参加する傾向があります。逆に、たとえ中高年の出会いをうたっていても、ろくに宣伝ができない中小規模のサービスには参加する人が少ないわけですね。